和室天井仕様について、

和室の天井仕様は、大きく2種類に分けられます。


板の場合とクロス仕上げの場合があります。
標準的にはコストの関係で、和風のクロス仕上げ天井が多いのです。
納め方は、洋室の天井石膏ボードの上に、クロスを張るのとまったく同じです。
柄が洋風か和風という違いだけです。


一方、板の場合は種類が多様です。
木目の年輪が板目か柾目、無垢材か合板、合板であっても、正味の化粧単板をはった銘木合板や、ラミネート合板というフィルムをはったものもあります。
天井は少し離れた位置から眺めますので、ラミネート合板でも、目の前のものよりは判り難いです。


底目天井・竿縁天井・格天井などの組み合わせがあります。
その下地は耐火性能の関係で、石膏ボードを施工してから、天井板をはる場合もあります。
計画する建物に要求する耐火性能により、変りますので、確認が必要です。
バランスの関係で、真壁仕様の場合には天井板、大壁仕様の場合には和風クロス天井が多くなります。

和室天井と床の間


「床指し」といって、天井板が床の間の方向を指すことは嫌われます。
底目天井の場合は、天井板そのものが床の間を指さないようにします。
竿縁天井の場合は、天井板と直角方向にある竿が床の間を指さないようにします。
つまり天井板は床を指すことになります。