玄関ポーチのタイル種類・色

玄関ポーチはタイル仕上げが多いのですが、割れの問題と、滑りの問題があります。

玄関・ポーチの土間仕上げは通常、タイル張り(石張りを含む)になる場合が多くあります。
その場合に、平面の土間部分は当然ですが、垂直の立ち上がり部分はタイルを張るのかということです。
ポーチの立ち上がり部分、ポーチ周りの外壁の基礎部分です。タイルを張らない場合には、モルタル仕上げ(ハケ引き・櫛引き)になります。
そこの確認です。
よく、住宅展示場ではタイルを張ってあるのに、うちはモルタル仕上げという問題が生じます。
最初から確認しておきたいところです。


タイル・石の表面仕上げの程度によって、滑りやすい場合があります。

雨にあたる土間部分で、滑ると非常に危険です。
石であれば、本磨き仕上げは避けるべきです。
水磨き以下の粗面仕上げが良いのです。
要するに滑らない仕上げということです。

ところが、本磨きの黒御影石は非常に美しい黒を表現します。設計担当者は本磨きを好みます。
雨に濡れない部分では使用可能ですが、多少美しくない黒(同じ石であっても仕上げにより、灰色に近い)であっても、水磨き以下の粗面仕上げを使用し、本磨きは使用すべきではありません。
特に年配者で、転倒⇒骨折⇒寝たきりということにならないようにお願いします。
風呂の洗い場も濡れて滑りやすい点では、同じことがいえます。
せっかくの新築の、楽しいはずの住まいで悲劇が起ってから、後悔してもはじまりません。
床が滑らないという優先順位を誤っては問題です。


タイルの形状は、レンガのサイズを基本に、小口、ボーダー、二丁掛け、四丁掛けというように大きさが決まっています。
また、正方形で150㎜角、200㎜角、300㎜角もあります。


タイルの色は、よう変といって、焼き方により、同じメーカーの同じ品番であっても、焼成窯によって若干の色が違います。万一の割れて張り替える場合に備えて、余ったタイルを少し保管しておくのがよいでしょう。


ポーチの角など、コーナー部分は役物といって、特別の形状の特殊タイルを用いる場合が多いのです。
段鼻と呼ぶノンスリップタイルもあります。
階段のコーナー部分にはる役物タイルです。
ポーチタイル
タイルによっては、役物が存在せず、平物を現場でカット加工して、使用する場合もあります。