給水・給湯配管の仕様です。

昔は、給水管には塩ビ管、給湯管には銅管を使用しておりましたが、最近は、大半が、樹脂管に代わってきています。

同じ加工ですむ集合住宅から始まりましたが、戸建住宅もこのシステムになってきました。
樹脂管ヘッダー工法ということで、邸別工場加工部材になっています。

樹脂管の材種には架橋ポリエチレン管とポリブデン管の2種類があり、配管メーカーにより、設定されています。
接続方法は電気融着・メカニカルなどがありますが、メーカーにより、メカニカル継ぎ手もワンタッチなど簡略化され工夫されています。

これらの移行には随分と永い期間が必要でした。
樹脂管ヘッダー工法を、各地区の水道局により、無条件で認める地域と、条件付で認める地域と、認めない地域がありました。
材料メーカー毎に資料を水道局に提出する必要があります。
条件も様々でした。
中には、建築主の承認印をとってくるように要求する地域もありました。
何を承認するかといえば、「このような樹脂管を使用するのは建築主の意思であり、水道局には一切の迷惑をかけません」という一筆をいれるのです。
まるで、不良品を使うような扱いです。
社内でも、だれが、いつ、建築主に説明するのかで、もめました。
今では笑い話ですが、このような内容文に承認印を取るのは、現実には困難です。
しかし数年のうちに、ほぼすべての地域で、無条件に認められるようになりました。

現在では樹脂管が標準仕様といっていいと思います。
配管材料と継ぎ手が指定され、施工品質のバラツキは減ってきました。
最近は水道職人も慣れてきて、この工法でないと駄目、というようになってきました。

樹脂管