和室床の間仕様(床柱の種類・径、地板の種類)について、

住宅の和室によく使用される、床柱には、京都北山丸太の絞り丸太が有名です。
丸太も絞り・磨きがあり、絞りでも人工絞りと天然絞りがあります。
銘木とよばれ、金額も様々です。
価値は相場もありますが、一般には解りにくいものです。


床柱の直径について、トラブルがありますので、確認します。

自然の木ですから、元が太く、末にいくほど、細くなります。床柱の直径はどのように図面表現されるかですが、(最も太いところ)、末口(最も細いところ)、目通り(人間の目の高さで直径を計る)か、人によって解釈が異なれば、困りますので、目通りФ120のように示します。
数字は㎜単位です。
数字だけの記入であれば、どこの位置か確認が必要です。

建築主には太い径が好まれます。
住宅会社の設計担当者は、細い径のものを好む傾向にあります。
また細い径ほど安いために、選択します。
地域性ですが、都会よりも地方の方が太い径が好まれる傾向にあります。
食い違いのないようにします。


なお、床柱は無垢材ですので、干割れということがあります。そのために、裏に背割りと呼ばれる、割れ目をいれて配慮しています。
ここに乾燥収縮による、干割れを集中させて、表面の見えるところには、干割れが入らないように配慮しています。


床柱の種類について、絞り丸太・磨き丸太・さび丸太・前彫り・面皮柱など、多種にわたります。

地板の種類について、欅(ケヤキ)・肥松(コエマツ)、一般には合板に化粧単板を張ったものです。
住宅ではコストの関係で、無垢材の一枚板というわけにはいきません。
薄縁(うすべり)という畳を敷く場合もあります。