24時間換気計画について、

現在の住宅では、24時間換気を取り付けなければならないことになっています。

現実には隙間からの換気や、窓を開ける換気があるのですが、計画換気の必要性を要求されています。
24時間換気方式には3種類あります。
風の流れが、機械換気かあるいは自然換気で分類します。

第1種換気(給気:機械、排気:機械)
第2種換気(給気:機械、排気:自然)
第3種換気(給気:自然、排気:機械)

住宅では、第3種換気を採用することが一般的です。

換気経路の設定として、住宅全体および、各室の空気の流れと給気口の位置、排気口の位置が問題です。
換気経路が短絡することなく、なるべく離れた位置まで、空気を流れなければなりません。
例えば、居室に給気口を設けて、トイレ・洗面の換気扇から排気します。
その際に、各居室の建具を、空気が流れるには、建具に工夫が必要です。
有効開口面積を考えなければなりません。

①建具に換気ガラリを取り付ける。
②アンダーカットと呼ばれるのですが、建具の高さを短くして、下部に1㎝程度の隙間をあける。
③折戸、引き戸、襖・障子の場合は自然と隙間ができますのでそのまま有効です。

必要換気量は、1時間当たり0.5回が目安です。
つまり6畳(約10㎡)の居室では、天井高さが標準的な2.4mとすると、0.5回×10㎡×2.4m=12m3/hとなります。
廊下・玄関ホールも換気経路になります。
押入れや納戸の面積は無視します。浴室は換気経路としませんので、無視します。
結局、住宅全体で考えると、延床面積の90%位は算入しなければなりません。
日本で新築されている平均的な延床面積は約135㎡です。
天井高さ2.4mで計算すると、約300m3/hの換気が必要となります。
それに見合う、換気ファンを選択します。 
24時間換気システムを切ることなく作動する条件です。

なお、24時間換気ガラリは、強風雨の場合に、レジスターを閉めないと雨水が浸入します。
(参照「住まいの雨仕舞い」)
建築主が適切に管理しないと、トラブルの可能性がありますので、確認事項です。

24時間換気レジスター


シックハウス症候群(ホルムアルデヒドなどが原因)になりにくくなります。
結露もしにくくなります。
入居者の健康・建物の耐久性などの面で、24時間換気はスイッチを切ることなく、24時間作動させて下さい。