家歴書について、

「家歴書(かれきしょ)」とは、「家の履歴書」ともいえます。

住宅1件ごとに設計図、施工記録写真やリフォーム歴、設備機器など保証書などの情報をまとめたものです。

設計図やリフォーム歴は通常、新築・リフォーム時に書類で施主に渡されますが、長年住んでいる間に紛失するケースが通常です。
必要なときにはありません。
そのため「壊してみないとわからない」「業者に聞いてみないとわからない」といった問題点が出てきます。
業者も永い期間では、担当者が既に退職しており、わかりません。
記録がないのです。
記録がないと、認めてもらえません。
人生最大の高い買い物という割には、大切に扱われていません。

どんな構造か。
どんな設備か。
どんな仕様か。
どんな性能か。
誰が・いつ・どこで・何を・どのように手を加えたか。

そうした情報が邸別に整備されれば、家の状態をいつでも把握でき、適切で効率のいい点検や交換・改修を行うことが可能です。
その記録は、施主が保管するのが良いです。

200年住宅は、数世代にわたって循環利用できる、質の高い住宅をつくり、社会資本として継承していくことが重要とされています。

マイホーム購入後のリフォームや中古住宅の流通の際、建物の価値を客観評価するのに有効なのが、家歴書となります。


住宅は適切にメンテナンスが行われることにより、新築時の性能を維持し続けることができます。
住宅の新築、入居時に、家歴書を作成するとともに、確認済証のほか、家の工事にかかわる書類を一ヶ所にまとめて大切に保管します。

リフォームなどを行う際には、工事の内容や工事の時期、別添の書類保管状況などを家歴書に追加記入するほか、工事費、施工者名、実施目的などを「詳細内容」の欄に記録します。

家歴書を整え、住宅に関する工事や検査の履歴を集約しておくことで、日常の維持管理に役立つとともに、住宅を転売するときなどにも役立てることができます。

我が家の「家歴書」を作成し、活用することにより、資産価値が評価されやすくなります。