神戸で、築19年の物件を解体することになりました。

このような短期間で解体するのは環境問題としても残念なことです。
日本の住宅の平均が30年です。
世界的にも短い30年を、はるかに満たないで解体することになりました。
事情があるのでしょう。

とにかく良い機会ですから、見学にいきました。
経年変化の状況を見るためです。

解体職人に頼んで、部分的に石膏ボードをまずめくってもらいました。

解体現場


1枚石膏ボードをめくるときれいな状態です。
設備の陳腐化と表面クロスの汚れを別にすると、全く問題ありません。
構造・雨漏り浸入は、問題ありませんので、リフォームして永く使用すべきものです。

雨漏り状況・壁体内結露状況を確認します。

軒の出のない切妻屋根を確認しました。
この時代の建物では、捨てフェルトを施工していません。
現在よりもレベルの低い仕事です。
当時はそれが標準仕様でしたから。

幸いなことに雨漏りの跡は、わずかです。
結露もありません。
含水率を計りました。
何と5.6%です。

含水率

とんでもない数字です。

気乾状態である14%よりもはるかに少ない数字です。
計測機会がおかしいのではないかと思いました。
何度も、いろいろな部位を計測しましたが、5~15%です。

想像よりも、はるかに良い数字です。
雨漏り・結露がなければ、木質系住宅の耐久性は凄いのです。