基礎コンクリートの、ひび割れ調査を専門業者に依頼しました。
調査を行った結果、下記の内容の報告がありました。
ストーリー展開を紹介します。
いつも同じストーリーです。

① コンクリートの圧縮強度測定は非破壊測定でシュミットハンマーを用いて、推定圧縮強度はその時点での強度から4週強度に換算すると22~23N/㎜2(設計基準強度は18N/㎜2 )で基準を満足している。

② コンクリートの中性化深さ調査で、鉄筋位置までかぶりコンクリートをはつり取り、1%フェノールフタレイン溶液により調査すると、表面の仕上げ材のみ中性化しており、コンクリート躯体は健全である。

③ 鉄筋腐蝕度調査で、鉄筋位置までかぶりコンクリートをはつり取ると鉄筋は錆びておらず健全である。

上記を考慮した上で、建物の垂直度を測定すると問題なく、基礎コンクリートに発生しているひび割れは構造上の欠陥によるものではなく、乾燥収縮が原因と考えられる。
将来にわたり耐久性を考慮した場合、「ひび割れ補修」を行い、ひび割れを発生しなかった場合とほぼ同じ状態にすることが望ましい。

プロに依頼すると、大抵が、乾燥収縮によるクラックという結論になります。
材料の特性から、10mの基礎に対して、3~4㎜は収縮します。
ひび割れしないコンクリートの方が不思議なのです。