基礎コンクリートのひび割れの補修方法について、

日本コンクリート工学協会「コンクリートのひび割れ調査補修指針」によると「ひび割れ箇所では鉄筋とコンクリートに剥離が生じており、腐蝕はこの部分を通してひび割れ箇所左右端に拡大し、錆の膨張圧により剥離が拡大し腐蝕が更に進行する。」といわれています。

補修が必要とされるひび割れは有害幅とされている0.2㎜以上(耐久性・防水性から見て)のものであるが、鉄筋の防錆を考慮した場合0.1㎜程度のひび割れでも必要な場合もある。

① 注入工法が可能な0.1㎜以上のひび割れは自動式低圧樹脂注入工法によりひび割れ内部にエポキシ樹脂を充填する。
(ひび割れの内部に注入されるのでコンクリートの耐力向上が図れる)

② 補修を必要としない0.1㎜以下のひび割れは注入材のすり込み工法とする。

③ コンクリート保護工法により基礎立上り外面をライニングし、補修跡の美装と耐久性の向上を行う。

注入材料は性能・強度に安定したエポキシ樹脂を用いるのが最良と考えられます。

ひび割れの補修をこの方法で行うと、ひび割れ発生の無い場合とほぼ同等の強度になることが一般的に認知されています。

エポキシ樹脂注入が一般的に認められている工法です。