釘・ビスの種類について、

釘やビスも、基準通りのものが使用されるます。
住宅会社では、釘・ビスにいたるまで、職人任せにしません。釘・ビスの仕様を指定して支給します。
強度の計算がされているため、バラツキがないようにするためです。
一方、大量購入による、コストダウンも視野にいれています。


2×4工法の標準釘であるCN釘が使いやすいです。
木材料と木材料の固定に使用します。
打ち付ける材料の、2.5倍以上の長さの釘が必要という基準があります。
例えば、12㎜合板を屋根下地材の野地板合板として、垂木に固定する場合には12×2.5=30㎜以上の釘ということですが、現実にはCN-50が使用します。

CN-50(緑)長さ50㎜
CN-65(黄)長さ65㎜
CN-75(青)長さ75㎜
CN-90(赤)長さ90㎜

上記のように、数字は釘の長さ(㎜)を表し、色が付いています。
後から、どの長さの釘を何本打っているかチェックできるからです。
通常のN釘(色は鉄色)を打った場合、後からでは、長さがわからないので、この色付きの釘は工事担当者にとって、有難いものです。
また引き抜き強度もN釘よりは強くなっています。
同じ釘でも、構造金物を固定する釘は、CN釘では不可です。
昔は認められていましたが、基準が厳しくなり、現在では、金物を固定する釘を、ZN釘、通称、太め釘といいます。
このように、現在がベースであり、必ず基準は厳しくなっていきます。
釘の色は住宅会社によって違います。

ZN-40
ZN-65
ZN-90


ビス
住宅会社により、特殊な金物類を固定するビスはねじがある分、釘よりも強度がありますから、仕様を決め、支給します。
コーススレッドとよばれるビスは一般的に造作材の固定に使用します。

石膏ボードを固定する釘・ビスですが、釘はステンレス釘で長さ32㎜から38㎜を仮留めとして使用します。
残りはビスで固定します。
石膏ボードは壁・天井下地として、耐火性能・経済性ゆえに多用されます。
厚さは9.5㎜と12.5㎜の2種類があり、これらを1重・2重に施工します。
当然、厚みにより、ビスの長さは変ります。
25㎜から41㎜の長さがあります。
なお、このビスには防錆性能が必要です。
上からクロス仕上げを行なう場合、クロスののりの水分によって錆びると困るからです。
当然、仮留め用釘もステンレスと特記したのは、そのためです。
また、釘・ビスを固定するピッチも規定されています。
住宅会社により認定されている基準が違いますが、施工途中に極端にピッチに違いがあれば、本来の基準を確認した方がよいでしょう。