アンダーピニングです。
建物が不同沈下した場合の話です。
滅多に発生しませんが、地盤が弱く、適正な基礎補強がされない場合です。

住宅を建てる前に、通常はスウェーデン式サウンディングにより、地耐力調査を行います。
ところがその判断をミスした場合など、適正な基礎補強がされていない場合があります。
その結果、不同沈下が発生しました。
室内のドアも傾きにより、自動ドアになっています。

アンダーピニングは、支持地盤が深い建物の傾きを修復する際に用いる工法です。
沈下した基礎の直下を堀り下げ、
油圧ジャッキにより鋼管を支持地盤まで打込みます。
直径140㎜、厚み5㎜で、長さ1mの鋼管を継いでいきます。
これを支持杭として基礎ごと沈下防止や水平修復を行います。

入居者は住んだまま施工できますが、大変な工事になります。
コストも手間も相当ですが、不同沈下した以上、修復しなければなりません。

基礎のベースの下へトンネルを掘って、鋼管杭で補強するものです。
基礎の下へ入ると、崩落するような恐怖心が沸き起こります。

基礎ベース下掘り方

基礎ベース下の掘り方 人力作業です
鋼管杭上部

鋼管杭上部
ベースコンクリート下端

ベースコンクリートの下端と鋼管杭上部のジャッキ
基礎ベース下鋼管杭

基礎ベース下の鋼管杭

工事完了後。不同沈下は修正され、ドアもスムーズになりました。