内障子とサッシと雨戸の三角関係について、

閉め切った雨戸を開けるときに、内障子の左側を開けて、サッシのクレセントを開けて、内障子左側を閉めて、内障子右側を開けて、サッシ右側を開けて、やっと雨戸を開けることができます。


和室で、内障子がある場合には、雨戸の戸袋の位置が問題となります。
室内側からみて、戸袋の位置が右側にあるときは、上記の内容になります。


戸袋の位置を逆の左側にもってくると、このような問題は解決します。
内障子の左側を開けて、サッシのクレセントを開けて、サッシ左側を開けて、次に雨戸になります。

建具は基本的に、左が後ろで右が前にきます。
サッシのクレセントの位置が決まっており、まず、サッシのクレセントを開けなければならないからです。
内障子が無ければ問題ありません。

では、なぜ、設計段階で逆にしたのでしょうか。
平面図をかき、次に立面図をかくときに、1階と2階の雨戸の戸袋位置を揃えた方が、外部から見るとバランスがとれているからです。
戸袋の位置を端に寄せた方がバランスよく見えるからです。

建築主は永く住むわけですから、優先順位を考えると、和室で内障子付きの場合には、戸袋の位置を確認しておくべきです。
最近は、雨戸が減り、シャッターが増えてきましたので、このような心配は少なくなりました。