化粧フロアーにワックスをかけて しまった?

通常の化粧フロアー材には、洗い工事(美装)の段階で、ワックスをかけます。

抗菌剤の入ったワックスが主流です。
ところが、ある程度の時間が経過すると、入居者は手入れとして、一定期間毎に、つまり数ヶ月毎に、ワックスをかけなおすのが理想的です。

ところが、だれかさんのように、掃除をしない人が多くいるのも現実です。
決して我が家ではありませんので、念のために申し添えておきます。
そこで、フロアーマニキュアというものがあります。
これを化粧フロアーに塗れば、ワックスかけは不要となります。
ワックスかけは結構面倒くさく、荷物をどけなければならないのも億劫です。
ありがたいことです。


このフロアーマニキュアを施工しようとするときは、事前に打合せをして、洗い屋に、ワックスかけ不要という連絡を徹底しておかなければなりません。
万一ワックスをかけてしまってから、フロアーマニキュアを施工する場合は、施工前に、ワックスを薬品で剥がさなくてはなりません。
1工程の仕事が増えます。
化粧フロアー材とは、合板の上に薄い化粧単板を張ったものです。表面は薄いものですから、薬品でごしごしこすると剥がれの問題が生じる可能性が高くなります。


化粧フロアーによっては、ワックスになじまないものがあります。
特に外国製で輸入された化粧フロアーに多いのです。
ワックスをかけると、ムラムラになってしまうのです。
化粧フロアーの説明書を良く読むと、小さな字で、「ワックスかけ禁止」と記載してあります。
しかし、通常の慣れた作業をするときには、職人は、いちいち説明書を読まないのです。

このような化粧フロアーを選択するときは、設計・色決め段階で、事前に工事関係者に申し送りする配慮が必要です。
中には、そんなものは工事関係者が勝手に調査すればよいとばかりに、申し送りの配慮をしない設計担当者がいます。
かなり多くいます。

このような自分のことしか考えずに、後工程の仕事に配慮しない人とは付き合わない方がよいと思います。