サッシの防犯について、

防犯ガラスとは、合わせガラスのことです。
合わせガラス以外は、防犯性能は期待できません。

2枚のガラスの間に、ポリビニルブチラールなどの強靭な樹脂中間膜のフィルムを挟みこんだガラスで、字の如く泥棒対策のために作られたガラスです。


普通の透明フロート板ガラス3㎜・5㎜は、割れやすいですから、防犯性能は期待できません。
不透明の型板ガラス4㎜も、割れやすいですから、防犯性能は期待できません。
金網の入った、6.8㎜ガラスがあります。
これは一見強そうですが、火災時の延焼防止の目的で、防火性能はありますが、金網は切断できるために、防犯性能はそれほど期待できません。
強化ガラスがあります。
強度を高めるために、フロート板ガラスを加熱急冷したもので、割れにくいのですが、割れてしまったらガラス全面粉状になります。防犯性能はそれほど期待できません。
ペアガラスは、2枚のフロート板ガラスの間に空気層を設け、フロート板ガラスの約2倍の断熱性能をもったものですが、防犯性能はそれほど期待できません。


ガラスが割られてしまえば、クレセントや補助錠は意味がなくなります。

データーによると、1戸建て住宅の場合はその70%がガラス破り、20%が鍵の掛け忘れとなっています。
クレセントの掛け忘れは注意する必要がありそうです。

ピッキングサムターン回しなどの高等戦術は、それほど多くはありません。

そしてデーター上では、泥棒の70%が5分で諦め、90%が10分で諦めることになっています。

したがって、合わせガラスの使用は防犯には効果的です。
これにロック付きクレセント、補助錠も併用すると、住宅としては、かなりのレベルになりそうです。
このガラスの間に挟みこむ中間膜の厚み、0.76㎜・1.52㎜・2.28㎜などがあり、厚みが厚いほど、防犯効果が上り、値段も高くなっています。
その他、通常のガラスに張る、防犯フィルムの全面張りも対策として有効です。