屋根からの取合い②

壁が屋根に突き刺さった状態になった結果の雨漏れで、小屋裏側からみた状態です。
それほど多量の雨漏れではなかったために長期間、異常に気付くのが遅れました。
このような場合は、工事の担当者も現場の屋根・板金職人もそれなりの注意を払って施工します。
だれしも自分が担当した仕事で雨漏れなど望んでいません。
当然技術屋として、職人としてのプライド・メンツがあります。
特に現場の職人には多いのですが、昼飯の弁当を一緒に食べていると「あいつの仕事は手直しばかりや」というような話題がでることがあります。
それぞれの職人がそれなりのプライドをもっているからこそ、このような言葉になっているのだと思います。
しかし、結果的に漏れています。
やはり納めが簡単ではないということでしょう。
雨水の流れとアスファルトルーフィング・アスファルトフェルトの重なり・上下を考えて慎重に施工しなければなりません。

ただし、このように難しい場合であっても、現場の職人と直接打合せをしながら、時間をかけて慎重に施工すると、それなりの納め方をします。
漏れる可能性は極めて少なくなります。
このような漏れる可能性の高い部位だけを立ち会って慎重に仕事をすることができれば大幅に雨漏れを減らすことが可能です。
自分が正しい仕事の仕方・納め方を知らなくてもかまいません。
職人と相談しながら、聞きながら、教えてもらいながらコミュニケーションを図ることができれば、最後はお任せでかまわないと思います。
プロの職人を信頼することも必要です。
何と言っても、直接自分で施工した経験を数多く持っているということは絶対的な強みです。

詳しくは、「住まいの雨仕舞い」(学芸出版社)

現場で学ぶ住まいの雨仕舞い

学芸出版社

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