アルミサッシやシャッターには、アルミ枠にツバが付いています。
このツバが雨漏れに重要な役割を担います。

このツバが建物本体の木部に直接取り付いて、両面接着の防水テープを張ります。
アルミ枠と木部の境目を芯にして防水テープを張るわけですが、テープに付いている離型紙をめくらずに付けておき、外壁下地防水紙(黒いアスファルトフェルトや白い透湿防水紙と呼ばれる紙)を張る直前に離型紙をめくり、その上から外壁下地防水紙を押さえつけます。
離型紙をめくるのは直前でないと、接着性がなくなります。
接着しないと意味がありません。
両面接着になっていますから、きっちりと密着することになります。
これらが密着することにより、隙間ができず、雨の入らない施工になります。
建物本体木部~アルミサッシ枠~外壁下地防水紙がそれぞれ密着して隙間無く施工されると雨が漏らなくなります。

ここで問題が生じます。
アルミサッシでもシャッターボックスでも上部のツバのコーナー部分を見ると、このコーナー部が一体につくられているなら良いのです。
全周にツバが隙間無くまわっておればよろしい。
メーカーにより、サッシにより、新旧タイプにより、コーナー部分がカットされている場合があります。
元々そのような製品としてのサッシになっています。
この場合はツバが無い状態になり、防水テープがうまく張れません。
即ち肝心な部分にピンホールが生じます。
雨の漏れる状況をつくることになります。
特にサッシのコーナー部分に注意を払います。

透湿防水紙の場合は、アスファルト系材料とは相性が悪く、通常の防水テープと接触させますと、溶出して黒いシミになります。
透湿防水紙専用の防水テープがあります。
アスファルトフェルトと透湿防水紙を接触させても同じ現象が生じますから、同時に施工してはいけません。

アルミサッシとシャッターが一体となった製品が増えてきました。
これは雨漏れの観点からは接続部の現場施工が減るわけですから、好ましいことになります。
ただし、リフォームする場合は全部取り替えなければならないことになります。