切妻タイプの建物の場合に、小屋裏の換気のために、妻部分に換気口を設けます。
ここでは、換気口は妻換気のみならず、最近流行っている24時間換気の給気レジスターなど、住宅では通常に使われます。
現在では24時間換気を行なわなければなりません。
換気レジスターとして、丸や角タイプが設定されています。

外壁に穴を開けるわけですから、雨仕舞いの問題点になります。
この換気レジスターからの雨漏れがあります。
風が強く横なぐりの雨、下から上へ降る雨の場合に問題が生じます。
通常は誂えることなく、換気部品メーカーの既製品を使用します。
既製品の場合の方が、実績・実験データー・各種認定・保証などの点で、安心感があるのです。
どうしてもデザインが気に入らないなどの理由で、オリジナル部品を設定する場合もありますが、問題の発生した場合の換気部品メーカー側の対応など問題点も多くあります。
余程大量に発注する大手メーカー以外は既製品を使用した方が、安心感があるようです。

下から上へ舞い上がる雨の場合はストレートに入ります。
上から下に降る雨の場合は問題ないでしょう。

住宅の場合は、例え台風時でも雨が入るとクレームになる場合があります。

室内側からレジスターで開閉できる商品が多いのですが、換気レジスターのメーカーもしっかりと注意書き 「強風時以外は開にしてください」を貼り付けています。
逆説表現で、台風の時は建築主の責任で閉じて下さい。
そうでないと雨水が浸入しますよ。
という意味ですが、残念ながら建築主には浸透していません。相変わらず開けっ放しです。

そして雨が入ってクレームです。
これが閉じて管理されておれば、雨水の侵入がゼロではないにしても、極めてわずかで、許容範囲だろうと思います。
もっともそれ以上の強い風であればわかりませんが。
やはり、風の強さと雨量によっては、雨が絶対に入らないという部品は無いということです。

穴が開いている以上、条件によっては雨は入るということです。



現場で学ぶ住まいの雨仕舞い

学芸出版社

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