雨仕舞いではありませんが、閑話休題①です。

普通の会社に勤める、普通のサラリーマンである私が本を出版しました。
「現場で学ぶ 住まいの雨仕舞い」(学芸出版社)
凄いことです。
大抵の人は、驚いて、評価してくれます。
私の出版が良い前例となってくれて、若手技術屋が出版しようと、モチベイションアップになるかもしれません。

現場で学ぶ住まいの雨仕舞い (プロのノウハウ)
玉水 新吾
学芸出版社

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私は著者として、100冊購入しました。
出版してから、過去にお世話になった方や会社の上司・同僚に適当に差し上げました。

著者特別値引きをしていただきましたが、それでもサラリーマンの私にとってはかなり痛い出費です。
お金の問題ではないということは承知しておりますが。

その後、社内の人や、仕事の仲間から、結構相談がきました。
相談とは、「私も出版したいんだがどうすればできるのか」です。
いろいろな人が出版のお祝いをしてくれます。
その飲み会のときにも、どうすれば出版できるのかが話題になります。
そこそこの技術屋さんは、出版したい人が多いんですね。
今回改めて感じました。
その1つが、「住宅のエクステリア100ポイント」藤山宏著(学芸出版社)です。
平成19年8月30日出版にこぎつけました。

みなさん、技術系の仕事をしていく過程において、自然に身に付く、それなりのノウハウをお持ちです。
したがって出版のチャンスはあります。
ただし、自分の頭の中にあるノウハウを、文書化できればという条件がつきます。
この条件は果たして難しいものでしょうか?
文学作品を書くのではありませんから、特別の文才が必要とは思いません。微妙なところは出版会社の編集担当者が修正してくれますから、心配はありません。


最初のきっかけは、大学の大先輩が本を出版しました。
数年前から、会社だけの人脈ではまずいなーと想い、大学の建築学科の集まりに顔をだしております。
1つの会社内だけでは、技術屋として狭いですから。
その際に、大先輩から今度、本を出版するから、購入するようにと言われました。
しかしいつまでたっても出版せず(約1年が経過していました)、忘れていたころ、偶然に出版した本を見つけました。
出版直後だったために平積みになっていました。
ちなみに私の本は平積みではありませんでした(悲)。

直ぐに購入し、読みましたが、よく理解できます。
いくつかの小さなミスが気になり、大先輩にメールしました。
「大先輩、ここが間違っていますよー」とつい調子にのってしまいました。
大先輩は気分を害するどころか、「お前、よく知っているなー」といわれ、出版関係の会に出ておいでと誘われました。

毎月の会合に出席するようになってから、その会合の後は飲み会があるのですが、皆さんと面識ができだしました。
ところで、この会は日本建築協会の出版委員会といいます。

飲み会の席で、住宅では一番問題になっているのが、雨漏り
ですよ。と私が言いますと、その場の雰囲気で、これがテーマになってしまいました。
住宅出身者は私だけです。
あとはゼネコン出身者や建築の教育関係者、設計事務所の人がメンバーです。

とりあえず、「雨漏り」をテーマに原稿をつくりはじめましょうということになりました。
原稿を書き出すと、あれも書こう、これも入れようとどんどん膨らんできて、格好がつくような気がしだしました。
適当に雨漏れの実例写真や図面を入れるとそれなりの原稿に見えてきますから不思議です。
ひょっとしたら、俺は原稿書きに向いているのかなーとあつかましくも思ったりします。

なんせクレーム産業といわれる業界ですから、事例はかなりというか多数あります。
大体雨漏れする個所は決まっていますから、しかるべきポイントを押さえれば、大きく外れることはないです。
原稿作成中に自分の中で、結構整理ができました。
これを利用して、社内で工事担当者向けの技術研修も可能だなーと一石二鳥を考えました。
ちょうど良いテーマです。
段々見えてきますね。
私も住宅出身者ですから、相当な範囲の原稿担当を受け持ちましょう。
言いだしっぺですからね。
結構な原稿量になってきました。
次回の出版委員会で報告できます。
なんとなく楽しみです。
そして、出版委員会に出席しました。
驚くべき事実を目の当たりにしました。