緩勾配屋根の場合です。

一般に屋根の標準勾配は、3.5寸から6寸程度をいいます。
屋根材メーカーが設定しています。

3寸未満の屋根は、雨水が流れにくく、長時間滞留することになります。
雨漏りの可能性が高まります。

雨水は滞留させることなく、速やかに流してしまうことが原則です。

屋根に降った雨水は、若干ですが、屋根材の下に回り、屋根下葺き材の上を流れます。

勾配が緩いと、下葺き材の重なり部分に毛細管現象にて、雨水が回りこみます。

また、藻の発生の可能性も高まります。

緩勾配屋根


写真の現場は、カラーベスト屋根が変色しています。
藻や苔も生えています。

敷地が山の中腹で、樹木が多いせいもあります。
張り替えたのでしょうか、元の色と比較して、劣化が激しいです。

雨樋も木の葉ですぐに詰まるようです。


なお、屋根勾配は、6寸勾配以上になると、安全上、屋根足場が必要となり、工事費用に反映されることになります。