カランを閉栓して水道メーターボックスの針の動きはないか

給水給湯管の水漏れを簡単に調べることが目的です。建物内のすべてのカランを閉じると、水道メーターは回りません。水道メーターボックスのなかの、メーターがいくつかありますが、最も感度のよいもの、つまりリットルの単位で、回転するメーターは、少しの水漏りがあると回ります。針が回っているということは、どこかに水漏りがあるということです。染み出し程度の水ではわかりにくいですが、10分ほど経過後に、針の動きを確認して、問題なければよしとします。

水という重要なところですから、定期点検時には、水道メーターの動きは必ず確認します。針が回っていない、水が漏れていないということを、入居者に報告しておきます。正常なところについては、報告しないメンテナンス担当者がいますが、報告することにより、アピールすることになります。アピールが上手な方が、評価されるのがビジネスの世界です。一般に、不具合点の報告事項は多くありませんので、同時に正常な点も報告することにより、コミュニケーションもとれます。入居者との接触時間は目安となりますから、せっかくの定期訪問時には、少しながめに時間を確保するべきです。できればお茶でもいただいて、休憩することを勧めます。

メンテナンス定期点検は、これらのように、すべての部屋に入り、床下にもぐり、小屋裏にもはいります、入居者に事前に告知して、床下物入れ・押入れの天井点検口近くの荷物をどけておいてもらいますから、双方にかなりのエネルギーを必要とします。中には点検そのものをイヤがる入居者もいます。特に借家になっている場合には、点検不能の割合が増加します。理由は、プライベートなところに、入られたくないわけです。他人が点検するには、片付けも必要で、面倒くさいです。

メンテナンス担当者も、入居者の気持ちを考えて、定期点検を簡略化する傾向にあります。「何か問題ありませんか」で、指摘を受けたところだけを点検して、特に指摘がなければ、点検終了となってしまいます。効率よく、1日で数件の定期点検をこなすことが可能となります。

 双方にとって、とりあえずはありがたいことですが、この方式は、適正な点検ではなく、行うべきではありません



写真78-1水道メーターの元栓

ときどきは水道メーターの、パイロットが動いていないかの点検を行うと理想です。








写真78-2水道メーターのパイロット

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