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玉水新吾

コラム⑦ 究極の豪邸「落水荘」

アメリカのペンシルバニア州にある究極の豪邸「落水荘」(設計:フランク・ロイド・ライト)をご紹介します。「FALLING WATER」とも呼ばれる、1936年竣工の建物ですが、現在でも瀟洒なデザインで、住宅建築の最高峰といわれています。毎年、世界各国から約13万人の人々が見学に訪れます。緑の樹海にポツンと別荘が、滝の上に優雅にそびえ建っている素晴らしい建物です。

落水荘は、毎年1億円以上のコストをかけて、修繕しながら維持管理されています。いくら広いとはいえ、住宅で毎年1億円以上のメンテナンスコストを必要とするということは、構造設計の無理による片持梁の沈下や雨漏れの修繕です。 夏の別荘として設計されており、涼しいです。プールには、山の水が引かれており、冷たくて入った人はいないそうです。冬は、コンクリ-トと、ガラスが多用されており、暖房は効きそうになく、寒いはずですから、居住性は悪く、通常に住める家ではありません。



世界的に有名な落水荘全景の撮影ポイント 










樹海のグリーンの中でコントラストが圧巻












室内から階段を下りると川面











         


バルコニーの水平線が美しい

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