ドクター雨仕舞い その他 エアコン排水ドレン
2Fのエアコンを運転すると、外部基礎天端より、水がにじみでてきます。配管は隠蔽配管で、トラブルが発生すると、壁をめくる必要があります。本来は、露出配管(化粧カバー程度で妥協すべき)とすべきですが、デザイン重視で隠蔽配管となっています。仕事は出来なくはありませんが、難しく、接続がうまくいかないことがあります。今回は、1Fのエアコンの排水配管と2Fのエアコンの排水配管が干渉しました。 1Fエアコンのドレンホース(600㎜)をカットせずに、2Fエアコンの排水配管に差し込んだために、2Fエアコンの排水をふさぎ、オーバーフローしていました。接続をエアコン下部よりも、600㎜以上下げれば、問題ありません。あるいは、ホースを150㎜前後にカットするかです。 また、隠蔽配管では、接続部にドレンホースを差し込んで終わりにすることが多く、地域によっては壁体内で、結露する例も見受けられます。 ドレンホースが開放されて、蒸発します。テープで開放口を塞ぐことが施工上難しいのです。いずれにしろ、デザイン重視で、現場に施工責任を押し付けた結果です。結果は、施工ミスという判断になりますが、隠蔽配管は現場側からはお薦めしません。