結露は表面結露と内部結露に分けられます。表面結露は、目に見えるものであり、異常に気付くことが可能です。ふき取るなどの手入れもやろうと思えばできます。内部結露は、目には直接見えません。気付かないうちに壁体内に結露しています。壁体内は乾燥しにくい状態であり、外気の温度差、つまり昼と夜の繰り返しにより、乾湿が交互にきます。木部には極めて問題となります。 結露を抑えるために、充分な換気をすることと、水蒸気の発生を抑えることが重要です。 問題のある住まい方の例 ①洗濯物を室内に干さない。 ②室内の観葉植物鉢植えが出す水蒸気も無視できない。 ③密閉型の暖房機や水蒸気が発生しない暖房機を使用する。 ④風呂のフタは開けっ放しにしない。 ⑤加湿器の使用は控えめに ⑥炊事や浴室の水蒸気を早く排出する。 ⑦カーテンや障子は長時間閉めたままの状態にせず、こまめに開ける。 ⑧就寝中に体から発散される水蒸気は無視できない。
ドクター雨仕舞い その他 結露による水漏れ③
Updated: Apr 6, 2021
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