ドクター雨仕舞い その他 雨漏り原因 内樋のFRP防水

Updated: Apr 13

内樋にFRP防水を施工しましたが、その不具合事例です。かなり高級な建物で、デザイン重視です。勾配の少ないフラットルーフの屋根で内樋形式になっています。その内樋の下地として12㎜合板が1重張りになっていました。しかも、合板継ぎ手部分に下地桟がありませんでした。踏むとふわふわへこみます。これではFRP防水が切れてきますから、当然に雨漏りとなります。時間の問題です。 FRP防水下地ならば12㎜合板の2重張りが原則です。また、トップコートの劣化も少し激しいような気がします。特に南面がひどいです。 1重張りの合板の反りが原因でしょう。屋根として考えると、12㎜合板を施工し、その上に不燃板を施工してからFRP防水となります。 バルコニーとして考えると、FRP防水が飛び火認定を取得していますので、12㎜合板2重張りの上にFRP防水で可能です。 いずれにしても、施工としては不具合です。

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ドクター雨仕舞い その他 結露による水漏れ②

どのくらいの条件で結露がおこるのか見てみましょう。詳しくは「空気線図」というものを参照しながら、温度条件をみればわかります。 例えば、室内温度20℃、相対湿度60%の場合、結露が発生する室外温度は、 アルミサッシ枠は7.7℃ 単板ガラス3㎜は8.5℃ ペアーガラス3+6+3㎜は-2℃(6㎜は空気層) ペアーガラス3+12+3㎜は-5℃で結露発生となります。(12㎜は空気層) ガラスが単層のシングル