ドクター雨仕舞い その他 雨漏り実験 散水台風性能実験②

Updated: Apr 6




雨漏り実験パート2です。 2.換気ガラリ ①実験の目的  換気ガラリについて、送風下における散水実験での、室内側への水の浸入量を確認する。 ②実験装置  耐風圧試験用送風機および散水機を使用して、実験体に水を噴霧しながら任意の風速で送風できる。 ③実験方法  実験体全面の水平面に240㎜/時の水を噴霧しながら、送風し、実験体の室内側への漏水の有無を観察する。  送風方向は水平とし、送風を2段階に変化させ送風する。 吹出し口から実験体までの距離は2.0mとし測定する。  実験架台は勾配部に合板を取付け、風の巻上げを促す。 架台の上に実験体パネルを取付け、通常の施工通りの防水状態とする。 ④実験条件 項目条件 送風距離 2.0m 風速 30m/秒、40m/秒 散水量 240㎜/時間 送風時間 3分(各風速ごと) ⑤考察 24時間換気ガラリについては、強風時には換気レジスターの効果から開閉を入居者側の管理で、閉める必要があり、充分な説明を行う。 入居者は理解していない場合が多い。小屋裏換気ガラリについては、順ガラリより逆ガラリの方が、防水性能が良い。ガラリの向きにより、順・逆としている小屋裏換気ガラリの設置場所・条件により雨水浸入を皆無にすることは困難である。ガラリから浸入した水を、構造体に影響を及ぼす前に、外部に排出する仕組みが必要である。換気を行うために穴を開ける以上、風と雨量の条件により、漏水は必ず発生する。 換気口と雨漏りは相反する関係となる場合がある。強い台風の場合などは雨漏りする可能性が高い。

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