過去5年間に、5回の雨漏りをおこした現場です。
雨漏りを直したのですが、さすがに信用がなく、雨漏りしないという証明をしなければなりません。雨漏りがしない証明は難しく、「悪魔の証明」となります。 雨が漏れる証明は理屈が簡単です。1箇所集中的に水をかけ、漏れたら証明可能です。ところが雨が漏らないという証明は、ここが漏らなくても、他は漏れるかもしれない。水をかけて10分間漏らなくても、30分かけると漏れるかもしれない。30分漏らなくても1時間かけると漏れるかもしれない。永遠に証明不能です。だから「悪魔の証明」と言われます。しかし、漏れないという証明を要求されます。温度を感知する赤外線サーモグラフィーカメラで、雨漏りを見つけ出します。結果として、3箇所から漏れてきました。
①シャッターボックスコーナー
②バルコニー排水ドレンまわり
③縦樋固定金具
ただ雨漏りの浸入口が一発で判るのと思いきや、浸入口を見つけるのが難しく、技術屋の経験によるノウハウです。
結局は技術屋の経験と勘が大切ということです。
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