金槌で、バルコニー部の構造体をたたくと、音が違います。鈍い音がして、木片が飛び散ります。 腐っています。バルコニーの施工時、配慮が不足すると、このような結果になります。 バルコニーでは、掃き出しサッシの下端
笠木手摺りの端部(本体の取合い) 手摺りの段差や風抜き穴のコーナー部 ドレンまわりなどのポイントがあり、そこを集中的に、気をつけて丁寧に施工すれば、問題の大半は防ぐことが可能です。職人も漏れる可能性の高いところは知っています。職人は、現実に、現場で、現物を施工するわけですから、経験として体得していますから、強いものです。
私は結論として、「現場での配慮」だと思います。現場で、配慮ができない職人は、永続きしません。現場で、配慮ができない技術屋は、永続きしません。自分の担当した建物で、雨が漏り、施主が不満を感じるということは、仕事をしていて、楽しいことはありません。施主が喜んでくれて初めて、技術屋・職人の喜びがあります。
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