バルコニーの必要性を再認識する バルコニーを設計し、施工するということは雨漏りという点で、随分と大変なことであると理解していただけましたでしょうか。 そして、その住まいで建築主が現実に住み始めると、洗濯物干ししか使われないバルコニーなら、施工する側にとっても、せいがありません。中には全く使用することなく、洗濯物も室内に干される方もあります。
この場合は当然室内の表面結露の要因になりますから、良い住まい方ではありません。結露の発生については、建築主の住まい方が重要な要素になります。バルコニーの幅はよいとして、奥行きの有効寸法を確認した上で、そこで何をするか、何ができるのかをじっくりと考えてバルコニー採用の可否を決めて下さい。コストをかけて、使用しないものなら、最初から造らない方が雨漏りの可能性は少なくなります。
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