バルコニー笠木から雨水が浸入し、構造金物は錆がきています。施主の印象は極めて悪いです。 建築工事の時点で、きっちりと管理されておれば、このようなことにはなりません。 職人や監督、工事担当者に必要なものは、 ①知識(アタマ)・技術(ウデ)、つまり能力です。 ②意欲(ヤル気)です。 ①も②もない未熟者には、きっちりとした指示命令が必要です。それ以外はいりません。 具体的な、明確な指示です。①も②もあるベテランには、お任せしてあげる方が効果的です。 問題は、中途半端な人に対してはどうするのかです。指示命令は、多少減らしますが、その分補う必要があります。 それは、何かといえば、相談にのる、何故必要なのかを説明する、評価してあげるなどの行為のことです。技術屋を育てるのは大変です。 経験をする時間が必要です。会社では、せっかく育ちかけた若手技術屋を、いとも簡単に営業職へ配置転換することがあります。 技術に明るいと、手っ取り早く営業できることがあります。背に腹かえられないということでしょうか。それでも、営業として、育ってくれれば、よいのですが、数年経って行き詰まり、退職する人が多いのです。他所の会社で技術屋として、活躍しています。残念なことです。いつまでたっても、基本教育が必要になります。
ドクター雨仕舞い バルコニー 雨漏り調査 バルコニー笠木から浸入②
Updated: Apr 13, 2021
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