ドクター雨仕舞い 外壁とサッシ取合い

Updated: Apr 12



サッシ周りからの雨漏りです。建物概要は、築15年の2×4工法。左官下地のリシン吹き付け、左官下地ですから、外壁通気層はなし。下葺き材は透湿防水紙で、釘穴シール性なし。それでも雨漏れが止まらないとのことで、依頼を受けました。




室内側から石膏ボードを外して

みるとかなり傷んでいます。水を含んだ合板は駄目です。

雨漏りの原因ですが、サッシ周りの防水テープがありませ

ん。サッシはことごとく雨漏りです。



15年前の施工では、防水テープを現在ほど問題視していませんでした。サッシ以外の部位は問題ありません。2×4工法は


壁体内換気ができませんので、室内の湿気がコンセントプレートなどから入った

ら抜け道がありません。結露も影響しています。浸入した雨水が乾燥できずに結露になって、傷み方が速いです。



サッシのツバ部分に75㎜幅の両面防水テープを張り、外壁下葺き材の透湿防水紙と一体化しました。充分に押さえつけました。外壁左官の裏に通気層を確保しました。これで、浸入した雨水の抜け道を確保しました。1次防水+2次防水で通気層確保したので、これで雨漏りは止まります。

壁体内結露対策として、2×4工法の合板にドリル穴を設けて、透湿防水紙経由、通気層へ抜けるようにしました。念のため、住まい方として、化石燃料を使う暖房器具を使わないように施主にはアドバイスしました。灯油1リットルを燃焼させると、水蒸気は水に換算して、1リットル出ます。

水蒸気は確実に、コンセントプレートから壁体内に入ります













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