top of page
玉水新吾

ドクター雨仕舞い 外壁 シーリング

Updated: Apr 13, 2021

外壁サイディング材のシーリングについて、雨仕舞い対策上、シーリング施工は重要な位置付けになります。 シーリングは10年前後の耐久性ですが、現場では現実に、シーリングによって、雨漏りを防いでいるところは多数あります。 時間の経過とともに、シーリング材の劣化状況を判断しながら、シーリングの打ちかえが必要となります。 シーリングにはメンテナンスが必要です。今回社内の技術研修を段取りしました。テーマは、防水・シーリング・雨仕舞い・トラブル事例です。 受講対象は工事・メンテナンス・リフォーム系の技術社員です。

ポイント① 2面接着○、3面接着× 外壁サイディング材の2面接着をするために、バックアップ材・ボンドブレーカー・ハット型ジョイナーを使用する。 いわゆるワーキングジョイントと呼ばれるものです。 ポイント② シーリングの目地幅 10㎜ シーリングの目地深さ8㎜ 外壁がサイディングの場合の目地寸法です。シーリングの適切な目地サイズです。 現場では誤差が必ずあるために、許容誤差は20%とします。 つまり、目地幅は8㎜以上、深さは6㎜以上が限度一杯です。明確な寸法を知らない人が多く、参考になりました。 ポイント③ プライマー施工 シーリング材が適切に接着するために、プライマーをあらかじめ塗布して、夏場20分、冬場40分以上放置します。 ポイント④ へら押さえ へら押さえとへら均し このような研修会を利用して、若手技術者さんが現場で活用してくれたらと思います。


5 views0 comments

Comments


bottom of page