ドクター雨仕舞い  外壁 雨漏り事例 化粧胴差・化粧軒桁①

ハーフティンバーと呼ばれる柱・軒桁・胴差・筋違いなどの構造部材を化粧として見せたものです。ただし、通常は構造体そのものを現すのではなく、木製の化粧部材として、別に外部に見せるための材料を取り付けただけの場合が一般的です。

化粧部材を付加するだけならば良いのですが、雨漏りの観点からは、この取合い部分が問題となります。

水平の材料(化粧胴差・化粧軒桁・化粧土台・化粧梁・化粧火打ち)が外部に露出する場合はなおさらです。

全て水を受けることになります。ここから雨漏りの可能性があります。

本来は化粧部材の上部にブリキ製の水切りを取り付ける必要がありますが、デザイン上またはコスト上、水切りを省略する場合もあります。その場合はシーリング材のみで防水することになります。雨・紫外線のあたる状態で5~10年でシーリング材料は劣化します。シーリング材料の寿命とともに、問題が生じてきます。

化粧柱などの垂直部材の場合は、水を受けるわけではありませんので、水平部材に比較して、問題は少ないのです。しかし、左官材料と木材料取合いなどはシーリング材で調整しても、材料の収縮率が違い、時間の経過とともに、「散り切れ」と呼ばれる隙間が生じます。 外部の隙間は雨漏りの原因になります。雨漏りの観点からは、このような特別の機能を持たない、化粧部材を外部に露出することは原則避けた方が無難です。こだわりのデザインであればよいのですが、建築主に特別のこだわりが無ければ避けた方が良いという意味です。 この化粧材料は木製の場合と窯業系の場合があます。

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