住宅で、フラットルーフは通常、点検しにくい部位です。入居者が上に上がれないのです。したがって、無理な納めをすると、将来に問題を残す可能性が高まります。また、外から見えにくい部位です。納まりの上での、デザインはそれほど重要視することはありません。写真では、左官仕上げになるところがあります。立上げ高さによりますが、わずかなところであれば、左官仕上げにせずに、板金をそのまま延長して、高くまで施工する方が雨仕舞いは良いです。仕上げを変える必要性を検討すべきです。
デザイン上必要なところはよいのですが、だれも見えないところで、このようなことをする必要はありません。中には、石やタイルを張ることもあります。予算の無駄使いだけでなく、雨仕舞いも悪くなります。
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