越屋根は大屋根から少し上って、小さな小屋根を取り付けます。換気・明かりとりの意味です。鳩小屋ともいいます。雨漏りしやすい箇所となります。 少しだけ高くなっているので、問題となります。 少しの高さしかありませんから、仕事がしにくいのです。屋根上の足元の悪い所で、横這いになって、仕事をするわけですから、無理もありません。しかも、窓があり、防水テープの仕事はたっぷりとあります。 立ち上がりの壁は外壁仕上げです。屋根面から窓下までの高さもありません。 200㎜以上の高さが欲しいところです。本体と下屋の取合いで、サッシがくるときは、200㎜以上確保します。したがって、越屋根は非常に雨漏りの危険性の高い部位といえます。もし、設計に越屋根があれば、屋根の上に上って、確認をしておくことです。あとあと、点検もしにくいところですから。
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Updated: Apr 13, 2021
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