アール屋根にパラペット部分が接続しています。
アール屋根に壁が差し込まれた状態になっています。
屋根から更に壁が立ち上がる場合は防水の処理は非常に困難です。
このようなデザインの屋根も通常は採用しない方が無難です。
建築主がどうしても希望するデザインならば仕方ありませんが、設計者の好みで設計されるとしたならば、よく検討すべきです。
問題がないかどうかは設計担当者に質問しても、大丈夫という回答になるのは想像できます。
施工担当者、メンテナンス担当者、屋根職人等に建前ではなく本音を聞くことができたとしたら、このデザインの屋根をお勧めすることはないと思います。
それだけ施工が難しく、職人として通常の仕事以上に力をいれます。
必ず雨漏りがするわけではありませんが、将来に雨漏り問題を起こす可能性が高いからです。
雨漏りのような長期に影響する点は、慎重に判断する必要があります。
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