軒先で、軒の出の無い場合です。
デザイン面で、軒の出を押さえました。軒の出のない建物は古くから雨漏りしやすいです。
その教訓から、昔の日本家屋は軒の出をできるだけ出していました。
敷地の大きさや、斜線制限で、やむを得ず軒の出をカットする場合もあります。ただ単にデザインで、軒の出をカットするのは問題です。
もしそのようなデザインで、契約するならば、特別に雨漏り対策が必要となります。
捨てフェルトを予め、施工してから、軒先を納め、後からフェルトを捨てフェルトの下から差し込むなどの配慮が必要です。
配慮をせずに、通常の仕事をしたら、いずれ雨漏りというシッペ返しがくるでしょう。
職人任せにするのではなく、事前に打ち合わせが必要です。
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