建築主に感謝される仕事ができたか?
✕管理されていない現場
現場ではクレームがしばしばおこります。
クレームの要素は無数にあります。
主なものとして、
①建物の品質不良(材料不良と施工不良の両面)
②契約工期の遅延(職人不足、図面・段取り・申請・材料遅れ)
③説明不足による建築主と住宅会社の思い違い(図面説明不足)
④近隣からの苦情(住み続ける建築主にとっては大問題)
⑤言ったことが伝わらない(やり直し工事)
⑥職人のマナー不良(5S-整理・整頓・清掃・清潔・躾)
⑦別途工事の解釈違い(契約に含まれていると思った)
⑧建築主への報告連絡不足(コミュニケーション)
その結果、建築主は、納得することなく、「もう家はいらないから、壊して持って帰ってくれ!」とつらい言葉がでる場合もあります。
〇管理のゆき届いた現場 建築主から、「貴方のお陰で、いい家ができて、有難う」といってもらえるときがあります。 技術屋にとって、「最高の瞬間」です。 この喜びのために、頑張ることができるともいえます。 我々の仕事は、昔から3Kと呼ばれました。 危険・きつい・きたないです。 給料安い・休日少ない・格好悪いと合わせて6Kと呼ばれ、若手が業界に入ってこなくなったこともありました。 最近では、新3K、つまり、感動・興奮・完成感と呼ばれることもあります。 建築主から感謝の言葉が発せられるときは感動します。 多くの職人が協力してくれ、現場を動かして、うまくいくと興奮します。 建物が完成していく段階で、完成感を味わうことができます。 建築主の夢の住まいづくりの一端を担う素晴らしい仕事です。 建築主の礼の言葉は、技術屋の勲章!
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