担当大工を建築主に紹介しているか?
✕管理されていない現場
建築現場がすっきりと見えるのですが、掲示物が一切ありません。
誰が大工の責任者か不明です。
建築主が紹介を受けて、顔馴染みになれば良いといえばそれまでですが、なんとなく億劫です。
担当する現場の、大工責任の自覚は、形がある方が明快です。
掲示することにより、よりはっきりと自覚できます。
頭の中でわかっていることでも、目で見えると違うもので、責任感が生じます。
中には、担当する大工を、工事担当者と一緒に、建築主の自宅まで、訪問して、きっちりと挨拶する施工店があります。これは、他では行わないことであり、評価に値します。
責任の自覚という観点から、素晴らしい試みです。
形として示さないと、自覚は芽生えません。
〇管理のゆき届いた現場
大工棟梁紹介カードの例です。 現場で掲げることができるようケース入りになっています。 教育経歴も記載されています。 現場を担当する大工全員を紹介します。 ヘルメットをかぶって、緊張した顔です。 笑顔だと、なおよいのですが。 建築主が住宅現場に行って、見知らぬ職人と喋るのは、おっくうなものです。 これは、責任を持って担当する大工棟梁を、紹介する写真カードです。 各種の資格が表示されています。 住宅メーカーの技術研修の修了証、足場・木建・鉄骨などの各種作業主任者、職長教育修了などが表示してあります。 氏名・顔写真入りで掲示することによって、責任の自覚が芽生えます。 これらの資格を取得することで、安全・衛生・CSに対する意識が変わります。 素晴らしい試みです。 大工責任者表示、ヨシッ!
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