現場のブロークンウィンドウズ 人間関係 職人の話声
職人の話声が騒音になっていないか?

✕管理されていない現場 工事現場では、職人の話し声が問題となる場合があります。 近隣の方には、工事そのものの音は辛抱してもらえることが多いのですが、職人の話し声は騒音と感じられます。 また話の内容が問題となることもあります。 上棟時や突貫工事など大勢の職人が集まるときに生じます。 1人か2人でコツコツと行う仕事が本来です。 職人に対するマナー教育が重要性を帯びてきています。 「いったいどういう教育をされているんですか」とお叱りを受けることがあります。 忙しいと仕事に対する感謝の念が失われることがありますので、心しておく必要があります。 近隣から苦情が発生することは、永く生活する建築主に対して失礼なことです。

〇管理のゆき届いた現場 室内作業でも、ヘルメットをかぶって、清潔な作業服を着て、きっちりと仕事をこなしていきます。 寡黙に職人技を発揮する姿は、気持ちの良いものです。 一般にしゃべり過ぎる職人は、問題をおこす可能性が高いという経験則があります。 仕事のできる職人は、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)がきっちりとできています。 仕事のできない職人は、5Sが駄目です。 5Sができないから、仕事ができないのかもしれません。 現場が片付いているから、能率もよく、工程も順調に進み、安全にも配慮される結果となり、労災事故もおこりません。 現場にどこか、静かな余裕のオーラが感じられます。 話し声が騒音になっていない、ヨシッ!