基礎コンクリートの加水厳禁は徹底されているか?
×管理されていない現場
コンクリート練り混ぜ開始から打込み終了まで、季節により90~120分が基準となっています。
生コンの運搬時間が長いとワーカビリティーが低下します。コンクリートに加水することは建築基準法第37条違反です。
コンクリートに加水を行なうと圧縮強度は著しく低下します。通称「シャブコン」と呼ばれ、技術屋がバカにします。
〇管理のゆき届いている現場
万一の場合に備えて、流動化剤の手配をしておきます。予備を持っておくことは1種の保険といえます。 生コン打設に立ち会うと、問題は生じません。誰かが監視していると、悪いことはしません。
「加水厳禁」は現場の常識で、法令遵守が絶対条件です。 加水は、コンクリートの強度以外に、中性化・耐久性・クラックなど全ての要素にマイナスとなります。 やわらかくなる以外にプラス面はゼロです。技術屋は、適正なコンクリートを適正に施工しなければなりません。 生コンへの加水は法違反!
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