バルコニードレン周りの防水について
✕不満例
昔のバルコニーのドレン回りは、金属製の排水ドレン部材を取り付けていました。
これが標準仕様でしたが、防水材と一体化にはなりません。
現場施工による品質のバラツキもあり、期間が経過すると、雨漏りの可能性があります。
必ず漏れるわけではありませんが、心配な部位といえます。
排水勾配が緩く、水の流れが悪くて、水が溜まる場合もあります。
落ち葉が積もり、苔・草が生えていることもあります。
入居者の維持管理にもよりますが、バルコニーが管理されない場合には、大問題となる可能性があります。
建物の耐久性に影響がありますので、メンテナンスする立場として、入居者が納得する説明が必要です。
〇満足例
バルコニーの横引き排水ドレンが、防水と一体化された部材を使用したものです。 ドレン回りは漏れやすく、施工の丁寧さが求められる部位ですが、一体化された部材なら安心です。 その上には小さなオーバーフロー管が施工されています。 万一、排水ドレンが落ち葉などにより詰まったときのためです。 安全装置としての保険となります。
雨仕舞い対策の防水については10年以上の長期にわたり、保証が必要です。
バルコニーの現場施工は職人によるバラツキなく施工される必要がありますので、一体化された部材はシステムとして評価できます。 バルコニー排水ドレン施工 ヨシッ!
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