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玉水新吾

現場のブロークンウィンドウズ 品質 地耐力と建物の基礎補強


✕管理されていない現場 建物が不同沈下した場合、ジャッキアップして、あげているところです。 大変な作業です。建築会社が行う構造の保証は10年です。 長期間にわたって、構造の保証を行います。 スウェーデン式サウンディングなどの検査データにより、地耐力を判断し、基礎の補強の必要性を検討します。ここで判断ミスをすると、大変な責任問題になりますので、安全側に判断します。安全側に過ぎると過剰な基礎になり、コストが上昇します。 バランスが重要となります。不同沈下は、住宅建設では、最も大きな問題となります。 誰も喜ぶことなく、住宅メーカーは大きな出費になります。慎重に判断し、仕事をします。

〇管理のゆき届いた現場

建築現場で、乾式柱状改良と呼ばれる、基礎補強工事が完了しました。 地盤硬化材と、現場の土をアースオーガーという機械で攪拌してつくった杭の上に基礎をつくります。支持層まで到達した杭の強度は安心です。 多少軟弱地盤であっても、適正な補強が実施されれば、問題ありません。 適正な地耐力判断と、適正な基礎補強かどうかです。基礎補強方法は多くあり、その地盤に最も適した方法を採用します。 後からでは見えなくなる基礎補強はしっかりと写真を撮って確認しておきたいところです。基礎補強は、永い将来にわたって、居住するための、最重要事項となります。 ワンポイントアドバイス:適正な地耐力判断と適正な基礎補強 基礎補強は図面どおり、ヨシッ!

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