• 玉水新吾

現場のブロークンウィンドウズ 品質 釘の外れ

垂木から釘の外れはないか?

✕管理されていない現場 屋根下地の野地板から垂木(ラフター)に向かって釘を打ちますが、少しずれています。 下から見ていると感じが悪い状態です。 安全側に考えて、釘ピッチは細か目に打つため、釘が数本外れただけで、悪影響が出るわけではありませんが、見苦しく、現実に建築主は苦情を申し立てます。 野地仕舞い完了後に下から確認する必要があります。 万一、ずれているなら、釘を抜き、打ちかえることです。屋根下葺き材のアスファルトルーフィングが施工されますと、後からでは対処できなくなります。 釘を機械施工で打つため、釘の抜けた感覚がつかみにくいのです。 またラフターは木材ですから反りが生じて、若干ですが、曲がります。 墨出し位置からずれることもあります。稀な例ではありません。 〇管理のゆき届いた現場

上の例では、野地板~垂木で、外れた釘は1本もありません。 気持ちの良い状態です。本来、釘は外れないことが当然です。 手で1本ずつ打つことは仮止めだけで、残りは「鉄砲」と呼ばれる釘打ち機で施工します。 現場では効率が求められますから、今では電動工具を使用しなければ、施工できない状態です。 現場で打つ釘は極めて多数になりますから、万一を考えて、釘は余分に打つ場合が多いです。 なお、屋根材を固定するための釘が、野地板の下から見えることがありますが、これは、釘が野地板の厚みを越えていますから、当然突き出る状態になり、問題ありません。 垂木の釘外れなし、ヨシッ!                



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