現場で全員がヘルメットを着帽しているか?
✕管理されていない現場
昔の職人はヘルメットをかぶらないのが普通でした。今は違います。
労災事故を起こして、ヘルメットをかぶっていたら助かったはずの命は数知れません。
建築現場に携わる職人は、それだけ危険な箇所で仕事をしています。
労災事故を起こした本人はもとより、その家族・施工店・元請け会社・建築主など多方面にわたって、迷惑がかかります。
現場の安全の責任者である、職長・各種作業主任者は、不安全行動や不安全状態を見つけたら、すぐにその場で是正させなければなりません。「即時即場」です。
黙認は許されません。
安全の責任者になる人は感受性が必要です。
危険を危険と認識しないことが危険です。
危険が3回重なると何が何んだかわからなくなります。
〇管理のゆき届いた現場
大手住宅会社では、建て方・足場上の作業で、ヘルメット着帽は当然ですが、室内の造作作業でも、ヘルメット着帽が増えています。 工場やゼネコンの作業を見本に、標準になりつつあります。
住宅現場で仕事をする上での基本事項になります。 ヘルメットの下にタオルをしてはいけません。 事故があったときに、滑って肝心の頭部の保護がおろそかになります。 あごひもをきっちりと締めるのは当然です。 だらしなくすると安全上だけでなく、気分がしゃきっとせず、仕事の品質そのものにも悪影響を及ぼします。 また見た目にも悪く、他の作業員にも悪い見本を示すことになります。 現場では、率先垂範の気持ちが大切です。 現場内全員ヘルメット着帽 ヨシッ!
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