現場で朝礼がされているか?
✕管理されていない現場
ビジネス社会では、朝礼は当たり前で行われています。
工場やビル工事現場では普通に行なわれますが、住宅現場では、朝礼が省略される傾向にあります。
それは、工事の責任者が、その現場に常駐しないシステムですから、少ない人数で、恥ずかしい、照れくさいという感覚で、いきなり仕事を始めます。
しかし、朝礼で報告・連絡・相談を行って、心構えをつくってから一斉に作業開始すると、安全・品質・工期など情報の共有が可能です。
わずか数分の時間を惜しんで作業しても、打ち合わせ不足による損失の方が大きくなる場合が多いのです。
朝礼の音頭とりができるのは職長に相当する、その職種の現場責任者です。
作業開始前の朝礼は仕事を開始するけじめとなります。
〇管理のゆき届いた現場
住宅現場で朝礼・ミーティングをする場合があります。 各職種の職長がしっかりしている場合に可能です。 朝礼の重要性を認識できる職長ですから、すべての点で配慮がゆき届きます。 このような職人が入る現場では、指揮命令系統がしっかり統率がとれていますから、間違いのない仕事になります。 工事担当者も安心できます。 現場では職人の腕前そのものよりも、このようなところで、レベルの判断ができます。 住宅建築もビジネスであり、多くの職種の、多くの職人が入る現場で、朝礼やミーティングが行われないことは本来、おかしいことです。 昔の慣習をそのまま引き継いでいますが、そろそろ転換しなければなりません。 現場での朝礼 ヨシッ!
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