足場に立入禁止措置はされているか?
✕管理されていない現場
現場には立入禁止措置として、敷地の周囲に仮囲いを行い施錠します。 さらに、仮設足場にも立入禁止表示が必要です。 関係者以外は足場に立入禁止というアピールです。 表示だけですから、無視して立入ることは可能です。 だからといって表示しないというわけにはいきません。 現場の責任として、住宅会社として、管理します。 それだけ足場は危険ということです。
足場に上っての作業にはヘルメット・安全帯(要求性能墜落制止用器具)が必要です。
基本的に安全に対しては、管理をし過ぎるということはありません。
自分が担当する現場では、絶対に事故・災害をおこさないという強い信念が必要です。
万一おこったならば、本人・家族・会社・建築主に至るまで、すべてに迷惑をかける結果になります。喜ぶ人は1人もいません。
やるべきことをやっておかなくてはなりません。
〇管理のゆき届いた現場
足場にはハシゴではなく、きっちりとした昇降設備が必要ですが、その上がり口には「立入禁止」の表示が必要です。 その表示がないということは誰でも侵入の可能性があります。 第三者侵入禁止のアピールです。 安全は常にアピールが必要です。 相手に伝わらなければいけません。 伝わらなかったならば、最初から存在しないのと同じです。安全に黙認・妥協は不可です。 即時即場(すぐにその場での意味)是正が原則です。あって当たり前の世界が安全です。 したがって、安全は評価されませんが、不安全は厳しく怒られるというつらい立場であります。 立入禁止措置、ヨシッ!
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