足場部材が外され、下に放置されていないか?
✕管理されていない現場
足場の部材が、多数地面に落ちています。
足場は本来取り付くべきところに、取り付いて初めて安全なものです。
何らかの事情により、足場の部材を外したまま、放置されています。
材料搬入時などに外す場合には、足場作業主任者の有資格者が、取り外しと復旧を、責任を持って行なわなければなりません。
足場を変更する職人は、足場作業主任者の資格取得が必要です。
基本的に足場には不要な部材はありません。
足場設置時に、取り付いていた足場部材が、地面に落ちているということは、足場のどこかが、不安全な状態になっているということです。
誰も注意することなく、見過ごされているならば、管理されていない現場といえるでしょう。
〇管理のゆき届いた現場
地面には、きれいに真砂土が敷いてあり、平滑になっています。 安心感があります。足場材料は当然のことですが、ゴミ一つ落ちていません。 現場管理の誠意を感じるところです。自信をもって、建築主と話ができます。 その現場が、常にこのような状態であるならば、それは素晴らしいことです。 恐らく、優秀な現場監督・職人が管理しているからでしょう。 足場の材料を取り外し、復旧するには、足場作業主任者の資格が必要です。 大工・屋根・外壁など、足場を使用する職人は、有資格者であるべきです。足場は多くの職種の多くの職人が使用しますので、多くの有資格者が必要となります。安全関連の資格取得は、職人としての自覚が生まれます。 足場部材の外しっ放しなし、ヨシッ!
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