適正な電工ドラムを使用しているか?
✕管理されていない現場
住宅現場において、職人の使う電動工具や機械類が、汚れ・傷んでいるのは、見苦しいものです。
このようなものを使って、自分の家がつくられていると思うと、あまり良い感じはしません。
それを指摘されると、職人として、住宅会社としてのプライドが傷ついています。
電気コードが這い回り、ねじれ、からまり、切断してテープ修理されているようなところを、建築主に見せてはいけません。
品質も大丈夫かなと疑って感じてしまいます。
感じるのは建築主ですから、職人には相手の立場で考えるという習性がないかもしれません。
自分の都合で考えてしまいがちですから、教育が必要なのです。
安全面で漏電事故が起こらないようにお祈りします。
〇管理のゆき届いた現場
大工が使用している電工ドラムをみると、大工の人間性のレベルが大体わかります。 きっちりとした性格かどうかです。 適正な電工ドラムを、ていねいに使用している大工なら、仕事を任せて大丈夫といえます。 腕のよい職人は大体、工具を丁寧に扱います。 工具の扱い方で、人間性を判断されてしまうのが現実です。 工事用仮設電気ポールから、電気コードを引っ張りますが、アースがついているか、3芯になっているかなどを確認します。 それにしても、泥のついた、傷のついた、電工ドラムが多いようですが、感受性の優れた職人ならば、このあたりを配慮するはずです。 電工ドラム確認、ヨシッ!
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