現場のブロークンウィンドウズ 安全 電線の防護管措置
電線の防護管措置はよいか?

✕管理されていない現場
現場では重機を使用するときがあります。 移動式クレーン(レッカー車)・コンクリートポンプ車などを使用する場合です。 その際、電線が邪魔になります。 電線にあたると大変なことになりますので、工事開始までに、電力会社に段取りして、防護管を取り付けてもらいます。 労働基準監督署からの指導があります。 防護管を取り付ける前に、工事に着手することは不可です。防護管設置費用はコストが発生しますが、安全のためですから、コストがかかるからといって、防護管を設置しないわけにはいきません。 重機を使用しない条件なら、防護管は不要ですが、足場の近辺に電線が通過している場合には、防護管を設置した方が無難であることは当然です。

〇管理のゆき届いた現場
現場で、きっちりと電線に防護管が施工されています。 重機が入っても安心できます。 現場で重要な品質(Q)・コスト(C)・工期(D)の前提条件が「安全」(S)ですので、
配慮されなければなりません。 安全はあって当たり前の世界ですから、特別にいわないことも多いです。 前提条件という考え方です。 仕事をする際には、そのための段取りが大切です。 段取り8分に仕事2分ということがよくいわれます。仕事のできる工事担当者は全員、段取りが優れています。 事前に先読みして、次に何が必要かを読めなければなりません。問題が発生してから、やっと段取りするようでは問題です。 電線の防護管設置、ヨシッ!