現場のブロークンウィンドウズ 工期 工程の進行予定
工程の進行予定は周知されているか?

✕管理されていない現場
建築主にとって、工程が見えないことは、不安となります。 いつ工事が完了するのか、契約上は、観念的に解っていますが、実感できません。 工事関係者に聞けばよいのですが、億劫です。 工事担当者には、工程の進行予定も、説明責任があります。 配慮をして納得してもらえれば、クレームはゼロにはなりませんが、確実に減少します。 建物のハード面では各住宅会社は、当然合格ラインに達しています。 達していなければ、とうの昔に淘汰されているはずです。 納得してもらう説明が課題です。建築主の満足感は、工事関係者による、説明にかける量(時間)と質によります。 建築主が納得すれば、問題はおこりません。過去の経験から、説明すべきことは何かを確認しながら進めます。

〇管理のゆき届いた現場
工事現場に、週間工事予定表を掲げることは、インパクトがあります。 工事監督が常駐するゼネコンのビル建築では当然のことですが、住宅現場では、まだ数少ないことです。だからこそ、住宅現場で、適切な週間工事予定表を、実施すれば大きな武器となります。 よく現場で見かける、古い工程を掛けっ放しでは話になりません。 工程表の書き換え管理は大変です。管理していない証拠となり、マイナスになります。 1週間先の予定がわかると、建築主は安心します。
他がやらない独自の工事管理が1つ余分にあると、強いものです。
現場に入る職人に対しても、責任感という良い影響を及ぼします。 週間工事予定表の掲示、ヨシッ!